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ダイエット中は絶対に納豆を食べるべき4つの効果とシンプルなやり方

ダイエット中は絶対に納豆を食べるべき4つの効果とシンプルなやり方

納豆ダイエットはやり方さえ守れば誰でも簡単にできるダイエット方法です。

納豆は血糖値の上昇を抑えることができるので、ご飯や唐揚げを食べても太りにくくなります。

しかし、やり方を守らないと納豆のカロリーがプラスされるだけなので、逆に太りやすくなってしまいます。

ここでは、1日に1パックの納豆を食べるだけで痩せられる、納豆ダイエットのやり方をご紹介していきます。

手軽に始められる納豆ダイエットなら、今までダイエットに失敗してきた人でもダイエットを成功させることができます。

納豆ダイエットとは

納豆ダイエットは納豆を食べるだけでダイエットに成功する方法です。

もちろん、食事制限や運動などの努力をしなくてもダイエットができます

100円ほどで購入できることからお金がかからず、手軽に始めることが出来ます。

納豆は糖質が少なくタンパク質が多いことからダイエットでよく食べられる食材ですが、本当の良いところは納豆に含まれる他の成分にあります。

次の章からはその4つの成分についてお話していきます。

納豆が痩せると言われている4つのダイエット効果

納豆が痩せると言われているのは、次の4つのダイエット効果があるからです。

納豆の成分
  1. 大豆サポニン
  2. ビタミンB2
  3. 腸内環境が整う
  4. 血糖値の急上昇を防ぐ

ビタミンは野菜から摂取することも出来ますが、野菜を毎日食べるのはなかなか難しいです。

しかし、納豆なら手軽に食べることができるので、ビタミンのダイエット効果を得ることが出来ます。

大豆サポニンとイソフラボンは主に大豆に含まれている成分で、代謝をあげたり食べ過ぎを防いだりしてくれます。

ここからはそれぞれの成分のダイエット効果についてお伝えしていきます。

大豆サポニンで脂肪が作られるのを防ぐことが出来る

大豆サポニンは血糖値の上昇を抑える効果があります。

血糖値が上昇してしまうと、血糖値を下げようとするホルモンの働きで脂肪も一緒に作られてしまいます。

しかし、大豆サポニンはこのホルモンの働きを良くする効果があるので、少量のホルモンでも血糖値を下げられるようになります。

その結果、脂肪が作られる量が減って痩せやすくなるのです。

大豆サポニンがインスリンを活性化して血糖値を下げる

ビタミンB2が脂質の代謝を高める

納豆はビタミンB2による効果で脂質もエネルギーとして消費することができます

脂質は栄養素の中でもっとも高カロリーな栄養素なので、エネルギーに変えないと太ってしまう原因になります。

ダイエット中は野菜不足になる人が多く、ビタミンが不足しやすいです。

納豆を食べることで不足しやすいビタミンB2を摂取できるので、脂質をエネルギーに変えて痩せやすい体を作ることができるようになるのです。

ビタミンB2が脂質の代謝を高める

納豆の食物繊維で腸内環境が整う

納豆には食物繊維が豊富に含まれています。

なので納豆を食べることで良い腸内細菌が増加し、さらに腸内細菌の餌になる短鎖脂肪酸も増えます!

これは野菜に食物繊維が多いのと同じ効果と言えます!

そのため腸内環境を整え、ダイエットに効果的です。

ダイエットのためには栄養をバランスよく摂ることが重要ですが、腸内環境が悪いとうまく吸収ができません。

納豆を食べることで、腸内環境を改善しましょう!

納豆摂取がヒト腸内フローラおよび腐敗産物に及ぼす影響

低GI値で血糖値の急上昇を防ぐ

納豆はGI値が30程度と低く血糖値の急上昇を防ぎます。

血糖値が上がるとインスリンが出て血糖値を下げようとしますが、この時に糖が余ってしまうと脂肪に変換されてしまいます!

なのでダイエット中はGI値の低い食品で血糖値は緩やかに上がるのが良いです。

納豆はご飯と一緒に食べると、ご飯だけで食べた時よりも血糖値の上昇を抑えられるとの報告もあり、ダイエットに効果があると言えます!

納豆が食後血糖値の上昇を抑制

※GI値とは食品ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値

食品の炭水化物50gを摂取した際の血糖値の上昇の度合いをブドウ糖(グルコース)を100とした時の相対的な値のこと

手軽にできる納豆ダイエットの効果的なやり方

ここまでは、納豆のダイエット効果について説明してきました。

ここでは、納豆ダイエットをより効果的にする方法について解説していきます!

簡単にできる方法なのでやり方を守ってダイエットをしていきましょう。

1日1パック食べる

納豆は1日1パックを目安に食べましょう!

納豆が器に入っている写真

納豆は1パックあたり約90Kcalになります。

納豆にダイエット効果があるからと言って、毎食食べてしまうと3食で270Kcalになってしまいます。

これはご飯一膳を追加した分になります。

ダイエット効果があったとしてもカロリーを摂りすぎると太る原因になってしまうので、食べる量に気をつけましょう。

朝ご飯に食べる

納豆は朝ご飯に食べるとダイエットには効果的です!

朝に食べることで、納豆に含まれる良質なたんぱく質が日中活動する際に代謝をアップさせてくれます。

また、腸内の動きが活発な朝に摂ることでより納豆の効果で腸内環境をよくすることができます。

夜に食べるのもいいと言われますが、それは寝ている時の血栓予防などに効果的になります

いろんな食べ物と組み合わせて食べる

納豆ダイエットだからと言って納豆だけを食べずにいろんな食べ物と一緒に組み合わせて食べましょう。

ダイエットの基本はバランス良く栄養を摂ることです。

偏りなく栄養を摂ることで、代謝が良くなり痩せやすい身体になります。

カロリーの取り過ぎには注意ですが、普段の食事に納豆を追加するようにしてみましょう!

  • 主食 :ご飯、芋系、カボチャ、麦系など
  • 主菜 :肉、魚、大豆(納豆)、卵など
  • 副菜 :野菜、きのこ、海藻類など
  • 果物 :バナナ、りんごなど
  • 乳製品:牛乳、ヨーグルトなど

納豆を美味しく食べる簡単アレンジ7選

納豆は手軽に食べられることから、何かを混ぜたりかけたりするレシピがおすすめです。

食べ合わせでダイエット効果もあるので、そちらもご説明していきます。

またいくら納豆がダイエットに効果があるからといって、毎日食べると飽きてしまうかもしれません。

そこでここでは飽きずに毎日美味しく納豆を食べられる方法を7つ紹介します!

簡単に追加できるものばかりなので、ぜひ試してみてください!

お酢納豆のイメージ

納豆はお酢をかけることで独特の臭いが消えて、食べやすくなります。

お酢にも血糖値の上昇を抑える効果があるので納豆との相乗効果が期待できます。

メレンゲのような泡立ちになり、フワフワとして食感で食べやすくなるので納豆が好きではない方でもおすすめできる食べ方です。

お酢は小さじ1杯かけるようにしましょう。

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キムチ

キムチ納豆のイメージ

キムチ納豆はキムチを納豆に足すだけで美味しく食べることができます。

納豆の味とキムチの辛さがマッチすることから、多くの人に食べられているレシピです。

キムチに入っている乳酸菌は、腸の中の善玉菌を増やしてくれます。

善玉菌は満腹中枢を刺激する成分を作り出すので、食べ過ぎを防ぐことができます。

キムチを購入したい方はこちらから

 

わさび

納豆にからしがついていることが多いですが、わさびとの相性もバツグンです。

わさびは消化する力も増加させてくれるので便秘解消にも繋がり、食べた物もスムーズにエネルギーに変わりやすくしてくれます。

納豆にからしを入れている人も、わさびに変えてみると、いつもと違った辛みで飽きがこなくておすすめです。

 

しそ&ごま

納豆にしそとごまを入れると、美味しすぎて毎日食べれます

しそとごまのそれぞれの風味が鼻を抜けて、ご飯も進みます!

 

ぜひ一度試してみてください!

かつお節

かつお節はたっぷりかけることをオススメします!

かつおの風味が加わることで、美味しさが倍増します。

またかつお節に含まれているヒスチジンには空腹感の充足や内臓脂肪の低減などに効果があることがわかっているので、ダイエット向きです!

 

柚子こしょう

納豆には「柚子胡椒」を少し入れるのも美味しく食べることができます。

爽やかな柚子の香りとピリッとした辛味がプラスされて、いつもとは違った納豆の楽しみ方になるでしょう。

オススメのちょい足しです!

 

たまご

納豆とたまごの組み合わせははずせないでしょう!

納豆にたまごをプラスすることで、より食べやすくなり、たんぱく質もたくさん取れます!

たまごは、これまで紹介したアレンジにさらに追加してもマッチするので、いろんな美味しさを楽しめると思います。

 

ただ、生卵白に含まれるアビジンという物質が納豆に含まれるビオチンの吸収を阻害してしまうことがあり、食べ合わせが良くないと言われていることがあります

ビオチンは代謝をサポートしたり、肌の健康を守るタンパク質です。

アビジンは加熱するとその効果が弱まるので、卵白は加熱するか、卵黄だけを一緒に食べるのがオススメです。

 

実は勘違いされていることが多い納豆のダイエット効果

ここでは一般的に効果のあると言われている納豆ダイエットの効果についてお話します。

納豆はこの記事でご紹介した4つの成分以外にも、ナットウキナーゼとビタミンKという成分がダイエットに効果的と言われています。

しかし、実はこの2つの成分にダイエット効果があると勘違いされている可能性が高いのです。

なぜナットウキナーゼとビタミンKのダイエット効果に勘違いが起きてしまっているのかお伝えします。

ナットウキナーゼで血流が良くなっても代謝はあまり変わらない

ナットウキナーゼは納豆が発酵する時に生まれる成分で、血液をサラサラにして血流を良くしてくれます。

血流が良くなれば代謝が上がって、痩せやすくなる!というのが納豆ダイエットの効果と言われています。

しかし、血流が良くなって痩せやすくなるという研究結果などは見当たらず、痩せるとは言い切れません。

血流が良くなればむくみが解消されるので、下半身などが細くなります。

 

このむくみ解消が”痩せる”という解釈に繋がってしまったのではないかと考えられます。

ビタミンKでカルシウムが取り込んで脂肪を減らすとは言い切れない

納豆はカルシウムの吸収を良くするビタミンKが含まれています。

カルシウムは脂肪を減らす効果があるので、納豆を食べると痩せやすくなると言われています。

ですが、ある研究では乳製品からカルシウムを摂取して体重は減少したが、サプリメントから摂取した場合は体重が変わらなかったことがわかっています。

ということは、カルシウムを摂ったからといって痩せるとは言い切れないのです。

納豆はもっと別の大豆サポニンやビタミンなどダイエットに効果的な成分があるので、その成分に期待すると良いでしょう!

まとめ

納豆はとても身近な食べ物で、手軽なことからダイエットに挑戦しやすいです。

他のダイエットとは違って納豆を食べるだけなので、継続しやすくストレスもありません

それでいて大豆サポニンやイソフラボン、ビタミンB群といったダイエットに良い成分が豊富なのでダイエットの効果が期待できます、

納豆が苦手な人でもお酢をかけることで臭みが消えるので、ぜひ挑戦して見てください。