納豆ダイエットはやり方さえ守れば誰でも簡単にできるダイエット方法です。
納豆は血糖値の上昇を抑えることができるので、ご飯や唐揚げを食べても太りにくくなります。
しかし、やり方を守らないと納豆のカロリーがプラスされるだけなので、逆に太りやすくなってしまいます。
ここでは、1日に1パックの納豆を食べるだけで痩せられる、納豆ダイエットのやり方をご紹介していきます。
手軽に始められる納豆ダイエットなら、今までダイエットに失敗してきた人でもダイエットを成功させることができます。
目次
納豆ダイエットとは
納豆ダイエットは納豆を食べるだけでダイエットに成功する方法です。
もちろん、食事制限や運動などの努力をしなくてもダイエットができます。
100円ほどで購入できることからお金がかからず、手軽に始めることが出来ます。
納豆は糖質が少なくタンパク質が多いことからダイエットでよく食べられる食材ですが、本当の良いところは納豆に含まれる他の成分にあります。
次の章からはその4つの成分についてお話していきます。
納豆が痩せると言われている4つのダイエット効果
納豆が痩せると言われているのは、次の4つの成分があるからです。
- 大豆サポニン
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- イソフラボン
ビタミンは野菜から摂取することも出来ますが、野菜を毎日食べるのはなかなか難しいです。
しかし、納豆なら手軽に食べることができるので、ビタミンのダイエット効果を得ることが出来ます。
大豆サポニンとイソフラボンは主に大豆に含まれている成分で、代謝をあげたり食べ過ぎを防いだりしてくれます。
ここからはそれぞれの成分のダイエット効果についてお伝えしていきます。
大豆サポニンで脂肪が作られるのを防ぐことが出来る
大豆サポニンは血糖値の上昇を抑える効果があります。
血糖値が上昇してしまうと、血糖値を下げようとするホルモンの働きで脂肪も一緒に作られてしまいます。
しかし、大豆サポニンはこのホルモンの働きを良くする効果があるので、少量のホルモンでも血糖値を下げられるようになります。
その結果、脂肪が作られる量が減って痩せやすくなるのです。

ビタミンB1が炭水化物の代謝を高める
ビタミンは白米などの炭水化物が脂肪になるのを抑えてくれます。
炭水化物は血糖値を上昇させるので脂肪になりやすいですが、納豆に含まれるビタミンB1が炭水化物をエネルギーとして消費してくれます。
つまり、ビタミンは脂肪ができるのを防いでくれるのです。

ビタミンB2が脂質の代謝を高める
納豆はビタミンB2による効果で脂質もエネルギーとして消費することができます。
脂質は栄養素の中でもっとも高カロリーな栄養素なので、エネルギーに変えないと太ってしまう原因になります。
ダイエット中は野菜不足になる人が多く、ビタミンが不足しやすいです。
納豆を食べることで不足しやすいビタミンB2を摂取できるので、脂質をエネルギーに変えて痩せやすい体を作ることができるようになるのです。

イソフラボンが食べ過ぎを防ぐ
イソフラボンは主に大豆製品に入っている成分で、女性ホルモンと似た働きを持つことがわかっています。
女性は女性ホルモン(エストロゲン)が減少すると、ホルモンバランスが崩れて生理前に食欲が抑えられなくなったり太りやすくなったりします。
イソフラボンを摂取すると女性ホルモンであるエストロゲンが活性化されて、女性ホルモンを整えることができます。
生理前に食べることで食べ過ぎや太りやすくなるのを防ぐことができるのです。

手軽にできる納豆ダイエットの効果的なやり方
納豆ダイエットのやり方はとてもシンプルで、納豆を食べるだけです。
しかし、納豆が食べ放題でいつ食べても良いというわけではありません。
納豆は1日1パックまで、それも夜に食べるようにしましょう。
では、詳しい納豆ダイエットのやり方をご紹介していきます。
納豆はつぶ納豆を選ぶ
納豆は大きく分けてつぶ納豆とひきわり納豆の2種類に分かれます。
納豆ダイエットではつぶ納豆を選びましょう!

ひきわり納豆は大豆の皮が取られているので、消化がスムーズでお腹に溜まりにくいです。
つぶ納豆は皮を食べられるのでお腹に溜まりやすく、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。
ひきわり納豆もダイエット効果はあまり変わりませんが、食べ過ぎを防ぐつぶ納豆を選ぶことをおすすめします。
納豆を1日に1パック食べる
納豆は1パックあたり約100Kcalと意外に高カロリーな食材です。
そのため、1日に1パックまでにすることをおすすめします。
納豆にダイエット効果があるからと言って、毎食食べてしまうと3食で300Kcalになってしまうのでただカロリーが追加されたような状態になってしまいます。
ダイエット効果があったとしてもカロリーを摂りすぎると太る原因になってしまうので、食べる量に気をつけましょう。
納豆は夜に食べる
つぶ納豆は食物繊維がたくさん入っているので、食べ過ぎを防ぐことができます。
夜は寝るだけで食べたものが消費されず、脂肪になりやすいです。
納豆を食べると満腹感を得られるので、食事制限をしなくても自然に食事の量を減らせます。
納豆を美味しく食べる簡単レシピ
ここからは納豆を美味しく食べるレシピをご紹介します。
納豆は手軽に食べられることから、何かを混ぜたりかけたりするレシピがおすすめです。
料理にしてしまうとカロリーがプラスされて、せっかくのダイエット効果が少なくなってしまうからです。
私がおすすめするのは酢納豆とキムチ納豆です。
食べ合わせでダイエット効果もあるので、そちらもご説明していきます。
酢納豆

納豆はお酢をかけることで独特の臭いが消えて、食べやすくなります。
お酢にも血糖値の上昇を抑える効果があるので納豆との相乗効果が期待できます。
メレンゲのような泡立ちになり、フワフワとして食感で食べやすくなるので納豆が好きではない方でもおすすめできる食べ方です。
お酢は小さじ1杯かけるようにしましょう。
キムチ納豆

キムチ納豆はキムチを納豆に足すだけで美味しく食べることができます。
納豆の味とキムチの辛さがマッチすることから、多くの人に食べられているレシピです。
キムチに入っている乳酸菌は、腸の中の善玉菌を増やしてくれます。
善玉菌は満腹中枢を刺激する成分を作り出すので、食べ過ぎを防ぐことができます。
実は勘違いされていることが多い納豆のダイエット効果
ここでは一般的に効果のあると言われている納豆ダイエットの効果についてお話します。
納豆はこの記事でご紹介した4つの成分以外にも、ナットウキナーゼとビタミンKという成分がダイエットに効果的と言われています。
しかし、実はこの2つの成分にダイエット効果があると勘違いされている可能性が高いのです。
なぜナットウキナーゼとビタミンKのダイエット効果に勘違いが起きてしまっているのかお伝えします。
ナットウキナーゼで血流が良くなっても代謝はあまり変わらない
ナットウキナーゼは納豆が発酵する時に生まれる成分で、血液をサラサラにして血流を良くしてくれます。
血流が良くなれば代謝が上がって、痩せやすくなる!というのが納豆ダイエットの効果と言われています。
しかし、血流が良くなって痩せやすくなるという研究結果などは見当たらず、痩せるとは言い切れません。
血流が良くなればむくみが解消されるので、下半身などが細くなります。
このむくみ解消が”痩せる”という解釈に繋がってしまったのではないかと考えられます。
ビタミンKでカルシウムが取り込んで脂肪を減らすとは言い切れない
納豆はカルシウムの吸収を良くするビタミンKが含まれています。
カルシウムは脂肪を減らす効果があるので、納豆を食べると痩せやすくなると言われています。
ですが、論文では乳製品からカルシウムを摂取して体重は減少したが、サプリメントから摂取した場合は体重が変わらなかったことがわかっています。
ということは、カルシウムを摂ったからといって痩せるとは言い切れないのです。
納豆はもっと別の大豆サポニンやビタミンなどダイエットに効果的な成分があるので、その成分に期待すると良いでしょう!
まとめ
納豆はとても身近な食べ物で、手軽なことからダイエットに挑戦しやすいです。
他のダイエットとは違って納豆を食べるだけなので、継続しやすくストレスもありません。
それでいて大豆サポニンやイソフラボン、ビタミンB群といったダイエットに良い成分が豊富なのでダイエットの効果が期待できます、
納豆が苦手な人でもお酢をかけることで臭みが消えるので、ぜひ挑戦して見てください。
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