• ダイエットと筋トレの科学的な関係を解説!

牛乳は太る!?ダイエットに効果的な3つの理由と太らない飲み方

牛乳は太る!?ダイエットに効果的な3つの理由と太らない飲み方

牛乳が好きだけど、ダイエット中に飲んでも太らないのか気になっていませんか?

牛乳はカロリーが高いのでダイエットに向いていないと思われがちですが、実はダイエットに効果的な飲み物です。

なぜなら、牛乳に含まれている脂肪分とビタミンが脂肪の吸収を抑えて脂肪が落ちやすくなるからです。

さらに、牛乳に含まれている脂肪分は、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので脂肪が作られにくくもなります。

つまり、牛乳は飲むだけで脂肪が減るダイエット向きの飲み物なのです。

この記事では牛乳をダイエット中に飲んでも良い3つの理由をご紹介していきます。

読み終えた頃には、牛乳の素晴らしいダイエット効果に気づき、すぐにでも牛乳を飲みたくなるでしょう!

牛乳ダイエットとは?

牛乳ダイエットとは毎日牛乳を飲んで体重減少を目指すダイエットのことです。

牛乳は整腸作用や脂肪蓄積を抑える効果が期待されており、ダイエットにおすすめです。

他のダイエット食品より値段も安いため、経済的にも続けやすいという特徴があります。

牛乳のカロリーは低いから飲んでも太らない

牛乳はカロリーが高くて太りやすい飲み物だと思われていますが、実際のカロリーはイメージほど高くありません。

例えば、200mlの牛乳パックは約140Kcalです。

下記の表でダイエットに良いと言われている食材をまとめましたが、牛乳と比較してもあまりカロリーが変わりません。

他の食材の200g(ml)あたりのカロリー
豆乳 100Kcal
鶏むね肉(皮なし) 216Kcal
豆腐 110Kcal
納豆 約400Kcal

そのため、1日に1ℓなど飲みすぎなければ太ることがないのです。

しかも、牛乳はカロリーが低いだけではなく、ダイエットに効果的な成分が含まれています。

次の章からはなぜ牛乳がダイエットに効果的なのか、3つの理由についてお話していきます。

牛乳がダイエットに効果的な3つの理由

牛乳を飲むと次の3つのダイエット効果を得ることができます。

3つのダイエット効果
  1. 脂肪の吸収を抑える
  2. 食べたものが脂肪になりづらくなる
  3. 便秘が解消される

牛乳は脂肪分やビタミンが脂肪の吸収を抑えてくれるので、飲むだけで脂肪がどんどん減っていきます。

また、食前に飲むと血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪が増えにくい環境を作ることもできます。

そんな飲むだけで脂肪が減る牛乳ですが、なぜ脂肪の吸収が抑えられるなどの効果があるのでしょうか。

ここからはその理由について詳しくお話していきます。

効果1.脂肪の吸収を抑える

牛乳に含まれるビタミンDは、脂肪の吸収を抑えるタンパク質を活性化させる効果があるので、脂肪の吸収を抑えることができます。

ビタミンDが脂肪の吸収を抑える

通常、ビタミンDは日光を浴びると体内で作ることができますが、脂肪が多い人ほど脂肪とビタミンがくっついてしまって脂肪を抑える効果が薄れてしまっていることがわかっています。

脂肪細胞にビタミンDが固着してしまう

牛乳からビタミンDを摂取すると、普段得られていないビタミンDの効果を感じることができるので、脂肪が減りやすくなるのです。

効果2.食べたものが脂肪になりづらくなる

牛乳は血糖値の上昇を緩やかにして、脂肪が増えるのを防ぐ効果があります。

血糖値は白米やラーメンなどの糖質を食べたときに上昇しますが、血糖値が上がったままだと血管や細胞を傷つけてしまいます。

そこで、血糖値を下げるホルモンが分泌されますが、このホルモンが脂肪を作る働きも持っています。

血糖値を下げるホルモンは血糖値の上昇スピードが早いほど大量に分泌され、多くの脂肪を作ってしまいます。

牛乳に含まれている脂肪分は糖質の吸収をゆっくりにして、血糖値の上昇を抑えてくれます。

その結果、脂肪を作る働きが弱くなるので食べたものが脂肪になりづらくなるのです。

効果3.便秘が解消される

便秘気味の方は牛乳を飲むと便秘の解消が期待できます。

牛乳はラクトースという乳糖が含まれており、腸の中で乳酸菌などの善玉菌を増やしてくれます。

牛乳を飲むと善玉菌が増える

善玉菌は腸内環境を悪くする悪玉菌を減らし、腸に酸性の刺激を与えて腸の動きを活発にしてくれます。

さらに、硬くなってしまっている便に水分を含ませて柔らかくする効果もあるので、便秘の解消に繋がります。

低脂肪牛乳ではなく普通の牛乳を選ぶ

牛乳のダイエット効果を最大限まで引き出すなら、普通の牛乳を選ぶようにしましょう!

低脂肪牛乳は脂肪の吸収を抑える効果や、血糖値を緩やかにする脂肪分がほとんど含まれていません。

カロリーが抑えられてもせっかくのダイエット効果を得る事ができないのです。

それだけではなく、低脂肪牛乳はコップ1杯(200mlあたり)で約100Kcalで普通の牛乳と比べても約40Kcal程度しか差がありません。(普通の牛乳は200mlあたり約140Kcal)

普通の牛乳と低脂肪牛乳のカロリー差

このことから低脂肪牛乳にしても脂肪を減らすのは難しいといえます。

普通の牛乳なら脂肪分がしっかり含まれていて脂肪を減らすことが出来るので、ダイエット中は普通の牛乳を選びましょう。

ダイエットにおすすめの美味しい牛乳

ここからは、たくさんある牛乳の中でも美味しく飲めるダイエット向きの牛乳をご紹介します。

どんな牛乳を飲めば良いのかわからないという人は、ご紹介する商品を選べば牛乳を飲んで脂肪を減らすができます!

おすすめ1.明治おいしい牛乳

明治おいしい牛乳

ダイエットにおすすめの美味しい牛乳1つ目は「明治おいしい牛乳」です。

こちらの商品は出来るだけ新鮮な生乳の美味しさを実現するために、牛乳に含まれる酸素を追い出して風味が変わらないように作られています。

さっぱりしていて飲みやすいと評判の牛乳なので、濃い味が苦手な人におすすめです。

Amazon価格:2,847円

おすすめ2.蒜山ジャージー牛乳

蒜山ジャージー牛乳

ダイエットにおすすめの美味しい牛乳2つ目は「蒜山ジャージー牛乳」です。

岡山県にある蒜山高原で放牧されたジャージー牛から搾った濃厚な牛乳です。

ジャージー牛の牛乳は脂肪分が多く、カロリーが高めですが脂肪分のダイエット効果があるので問題なく飲むことができます。

Amazon価格:2,440円

おすすめ3.青森県新郷村特産 薫りたつ牛乳

青森県新郷村特産 薫りたつ牛乳

ダイエットにおすすめの美味しい牛乳3つ目は「薫りたつ牛乳」です。

青森県にある霊峰戸来岳のふもとで放牧されて育った牛からとれた牛乳です。

遺伝子組換え飼料を使っておらず、安全性にもこだわりがある商品です。

Amazon価格:3,100円

ダイエット中の牛乳の飲み方・やり方|いつ飲むべき?

ダイエット中に牛乳を飲むときは、3食の食前に牛乳を飲むことをおすすめします。

牛乳は血糖値の上昇を抑える働きがあるので、食事前に飲むことで食事の後に血糖値が上昇することを防ぐことが出来るからです。

ただ、牛乳にダイエット効果があるからといって飲みすぎてしまうと、カロリーが高くなるので1度につき100mlまでにしましょう。(3食合計で約210Kcal)

ダイエット中の牛乳の飲み方

牛乳のカロリーは100mlあたり約70Kcalなので、1日に300mlまでなら太ることもありません。

その分、食事で牛乳分のカロリーは抑えるように意識しましょう。

牛乳のダイエット効果が上がるおすすめの美味しいレシピ

牛乳はそのまま飲んでも脂肪が減っていきますが、他の食材と合わせてダイエットの効果を上げることができます。

ここでは美味しく食べられる牛乳のレシピをご紹介するので、作って食べてみてください。

レシピ1.きな粉牛乳

きな粉牛乳は大さじ1杯のきな粉を、100mlの牛乳に入れるだけの簡単な飲み物です。

きな粉は脂肪を減らす効果のある大豆サポニンという成分が含まれている大豆製品なので、牛乳と合わせて飲むことで脂肪が減っていきます。

レシピ2.バナナパンケーキ

材料 用量
バナナ 2本
2個
牛乳 30cc
おからパウダー 30g
適量

出典:クックパッド

作り方
  1. 卵は卵黄と卵白に分ける。
  2. バナナの皮を剥いて一口サイズに切り、耐熱容器に入れて600Wで2分温める。
  3. ②に卵黄と牛乳を入れてバナナが潰れるように混ぜる。
  4. しっかりと混ぜて、おからパウダーを入れる。
  5. また別のボウルに卵白を入れて泡立てます。
  6. 卵白をおからパウダーの入った容器に入れて混ぜ合わせる。
  7. 焼き上げて完成。

おからパウダーは食物繊維が豊富で血糖値を抑えたり、満腹感を与えてくれたりとダイエットに効果的です。

レシピ3.ダイエットおからマフィン

材料 用量
酒粕 30g
牛乳 50cc
ココナッツオイル 3g
おからパウダー 30g
50cc
1つ
ゼロシュガー 25g
ベーキングパウダー 3g

出典:クックパッド

作り方
  1. 耐熱容器に牛乳とちぎった酒粕を入れ、ラップをしてレンジで1分ほど加熱する。
  2. 酒粕ペーストにココナッツオイルも入れてよく混ぜる。
  3. オーブンを180℃に予熱する。
  4. ボウルにおからパウダー、水、卵、ゼロシュガーに酒粕ペーストを入れ泡立て器でよく混ぜる。
  5. 最後にベーキングパウダーを入れて、混ぜ過ぎない程度に全体に軽く混ぜマフィン型に流す。
  6. 20分〜25分焼いて完成。

ココナッツオイルは中鎖脂肪酸という太りにくい油です。

この中鎖脂肪酸は代謝を上げる効果があるので、脂肪が燃焼されやすくなります。

牛乳ダイエットの注意点

注意点

ここまで牛乳ダイエットの効果やレシピをみてきました。

牛乳はとても効果的な食品ではありますが、ダイエットをする上で絶対に守ってほしい注意点がいくつかあります。

もしあなたがその注意点を知らないでいると体調不良が起こる可能性が高まってしまうかもしれません。

最後に牛乳ダイエットの注意点を紹介していきます。

注意点
  1. 飲みすぎに注意
  2. 栄養不足に注意
  3. 乳糖不耐症の方は注意

飲み過ぎに注意

牛乳の飲み過ぎには注意しましょう。

いくらダイエットにおすすめであっても牛乳の飲み過ぎは体調を崩してしまう可能性があります。

特に下痢や便秘などの胃腸症状は出現しやすいです。

飲み過ぎには注意し、自分が摂取できる量を継続して飲むようにしましょう。

栄養不足に注意

早く痩せようと思って1食をそのまま牛乳に置き換えるのはやめましょう。

なぜなら栄養素の偏りが生じ、代謝低下や体調不良が起こる可能性が高まるからです。

たしかに牛乳にはCaやビタミンB2など豊富な栄養素が含まれています。

しかし、それだけでは他の栄養素を補うことができないのです。

当然栄養不足が生じると代謝低下や体調不良が起きてしまいます。

牛乳は食事として置き換えるのではなく、通常の食事に追加するようにしましょう。

↓↓置き換えでダイエットをしたいという人はこちらをご参照ください↓↓

ゼリーダイエットとは?効果・やり方(置き換え方法)やおすすめのレシピなどを徹底解説

乳糖不耐症の方は注意

乳糖不耐症の人は牛乳ダイエットを控えましょう。

人によっては牛乳に含まれる乳糖を分解できず、下痢を起こしてしまう人がいます。

その状態のまま牛乳を飲み続けることで更なる体調悪化に繋がる可能性があります。

牛乳を飲むといつも下痢をしてしまうというような人にはおすすめできません。

↓↓乳糖不耐症の人でも安心して行えるダイエット↓↓

甘酒にダイエット効果はない!本当は痩せない4つの理由・夜ご飯の置き換えには最適?

まとめ

牛乳はカロリーが高いというイメージから、ダイエット中に飲んではいけないと思っていた人もいると思います。

しかし、実際は100mlあたり約70Kcalほどしかなく、飲んでも太る飲み物ではありません。

むしろ牛乳に含まれている脂肪分やビタミンDが、脂肪の吸収を抑えて血糖値の上昇を緩やかにするので、ダイエット向きの飲み物なのです。

今回ご紹介した牛乳を飲み方を守れば、牛乳があなたの脂肪を減らしてくれるでしょう。