
ダイエットのためには運動は大切ですよね。
でも、その大半がツラくて運動が苦手な人からすると、続けることが出来ない悩みが出てしまいます。
フラフープダイエットは運動が苦手な人でも、簡単に続けることができるのでオススメです。
腹筋も鍛えられ、くびれを手に入れることだって出来るんです。
フラフープはテレビを見ながらでも出来るので、楽に痩せたい人からすると夢のようなダイエット方法です。
まずはフラフープダイエットの効果から見ていきましょう。
フラフープダイエットの効果
家の中でフラフープを回しているだけで痩せられるなんて、私たちはなぜ今までフラフープを回してこなかったんでしょうか。
パーソナルトレーナーである私は小学生以来、フラフープのことは頭から消えていました。
小学生の時は遊び道具だったフラフープにダイエット効果が隠されていたんですね。
有酸素運動なので脂肪が燃焼される
フラフープは家の中でも簡単にできる有酸素運動です。
動きも単純で、腰を前後に動かすだけなのでテレビを見ながらだって出来ちゃうんです。
でも、フラフープを回すのが苦手な人もいますよね?
最初のうちは回すことが出来ずに苦労しますが、回せなかったとしても頑張っているときにカロリーは消費されます。
めげずに頑張っていきましょう!
フラフープでくびれができる
お腹周りが刺激されることで、くびれが出来やすくなります。
腹筋運動が苦手で、中には運動すらしたくない人もいるかもしれません。
フラフープは腰を前後に動かすだけなので、運動が苦手な人でも出来ます。
他のダイエットが自分にとって敷居が高いな…と思うならフラフープダイエットを始めてみましょう。
インナーマッスルが刺激されてお腹が凹む
フラフープを動かすことによって、インナーマッスルが刺激されてポッコリお腹の改善が出来ます。
しかし、ポッコリお腹は筋肉だけが原因ではないことがほとんどなので、期待しすぎは良くありません。
便秘の可能性もあるので、そちらも同時に改善することもおすすめします。
フラフープダイエットのやり方
家の中で簡単にできるフラフープダイエットですが、何をどうすれば痩せるのかが知りたいですよね。
回数は?週に何回くらい?
そんな疑問にお答えしたいと思います。
1日10分フラフープを回すだけ
フラフープダイエットは1日に10分間、フラフープを回すだけです!
なんとフラフープは10分間で100Kcalも消費できるらしく、ジョギングよりも効率が良いみたいです。
ジョギングなら15分ほどで100Kcalが消費されますが、フラフープならたったの10分で消費出来ます。
走るのが苦手な人にはありがたいダイエットですね。
週に4回程度行う
毎日行うと体が疲れてしまい、ダイエットに逆効果です。
人によっては腰に負担がかかることから、1日置きに行うと良いでしょう。
1日置きに行うことで週に4回程度になります。
フラフープは少し重たい方が良い
フラフープは子ども用の軽いものではなく、少し重めのフラフープを使いましょう。
大体500g〜900gくらいのフラフープがおすすめです。
Amazon価格:1,380円
フラフープは本当にダイエット効果があるの?
1日10分で100Kcalも消費できるフラフープダイエットですが、果たして本当でしょうか?
私の記憶の中でも、フラフープを回すときはそんなに疲れなかったような気がします。
みなさんも同じ疑問を心のどこかで抱いていないでしょうか?
本当にダイエット効果があるなら是非ともやりたいですよね!
有酸素運動としての効果は低い
フラフープを10分間回しただけでは、100Kcalも消費は出来ません。
もし10分間だけで100Kcalも消費できるなら、世界中の人がフラフープを回しているはずです。
こちらは中京大学の方が研究した内容ですが、ジョギングを10分しても86Kcalしか消費しなかったそうです。
女性よりも代謝の高い男性でこの数字なので、女性ならもっと少ないはずです。
フラフープよりも明らかにジョギングの方が疲れますので、フラフープだけで100Kcalの消費は難しいかもしれません。
フラフープの実際に消費するカロリーは?
フラフープの消費カロリーを求められる計算式を表にまとめました。
フラフープの消費カロリー求め方 |
1.05×体重(Kg)×時間(1時間単位)×4METS(メッツ) |
フラフープのMETSは4なので、体重60Kgの人が30分フラフープを回して、やっと126Kcalです。
さらに、フラフープはどこかで失敗してやり直し…という可能性もあるので、実際よりも消費カロリーは少なめになります。
お腹を鍛えるのには効果的
腹筋運動が苦手で腹筋を割りたいのに出来ない!という人にはフラフープはおすすめです。
ついでにカロリーも消費できるので、主に運動が苦手な人はフラフープダイエットをやってみましょう。
フラフープ以外にも運動を取り入れよう
フラフープだけでダイエットをしようと思うと下記の表のようになります。
体重60Kgの人が毎日1時間フラフープを回した場合 |
1ヶ月で消費するカロリーは7560Kcal |
脂肪を減らすには7200Kcalは消費する必要があると言われているので、約1Kgしか痩せられないんです。
ゆっくり無理をせず痩せたい人にはフラフープダイエットをおすすめしますが、とてもゆっくり痩せることをわかっていただければと思います。
フラフープダイエットと一緒に行うと良いこと
有酸素運動としては効果の低いフラフープダイエットですが、他の運動も組み合わせることで消費カロリーを高めることが出来ます。
運動が苦手でも、家から出て運動をしたくない人でも家の中で出来る運動をご紹介します。
スクワットで家の中でも楽に有酸素運動
スクワットは筋トレのイメージが強いと思いますが、テンポよく早く繰り返すことで有酸素運動に変わります。
筋力がない人は筋トレにもなるので、代謝をあげることができます。
しかし、スクワットを100回したとしても消費されるカロリーは50Kcal程度とされています。
楽に出来る有酸素運動では、どうしても消費カロリーが少なくなってしまうのが現実なのです。
もっと効率よくカロリーを消費したい人は、次にご紹介するサーキットトレーニングを取り入れてみましょう。
スクワットのやり方

スタート

フィニッシュ
- 肩幅くらいに足を開く
- 胸の前に手を置き、お尻を引いてしゃがむ
サーキットトレーニングでカロリー消費
サーキットトレーニングは連続で動いて、短時間でカロリーを消費する少しツライ運動です。
ですが、とても短い時間の運動で良いのですぐに終わらせることができます。
実際に私が行ったサーキットトレーニングを動画でもご紹介しているので、動画に沿ってみなさんもやってみてください。
行ったトレーニングの内容を表にまとめました。
このトレーニングを3周繰り返していきます。
自宅で出来るサーキットトレーニング | |
種目 | 秒数 |
バービージャンプ | 20秒 |
腕立て伏せ | 20秒 |
マウンテンクライマー | 20秒 |
もも上げ | 20秒 |
食事を変えて簡単にカロリーを抑える方法
ダイエットに運動は必要不可欠ですが、カロリーを抑えるなら食事の方が実は楽なんです。
食べるのが大好きな人からすると、それができないから運動するのに…と思うかもしれません。
しかしながら、運動だけで脂肪を落とす方がはるかに難しく、時間もかかります。
そんな食べることがなかなかやめられない人は、置き換えダイエットから始めてみましょう!
置き換えダイエットの簡単なやり方
置き換えダイエットは1日1食だけ、カロリーの低いものに食事を変える方法です。
他の2食は何を食べても良いので、食事制限がツラくて続かない人におすすめです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
フラフープダイエットは有酸素運動としての効果は、少し物足りないのがわかっていただけたでしょうか。
腹筋を鍛える、くびれを作るのが目的ならフラフープダイエットは効果的です。
しかし、カロリーを消費したいなら他の運動も行う必要があるので注意しましょう。