
スルメはダイエット中の間食に最適な食べ物だと言われています。
なぜなら、高タンパクな上に噛みごたえがあって満腹中枢が刺激されるからです。
タンパク質が多いと筋肉が減りにくくなり、代謝を下げずにダイエットすることができます。
また、硬いものを食べると満腹中枢が刺激されて食欲を抑えられるので、スルメはダイエットにとても効果的な食べ物なのです。
スーパーやコンビニにいけばおつまみコーナーにあり、お腹が空いたらいつでも買うことができるので手軽さもダイエットに良い点といえるでしょう。
そこで、今回の記事ではスルメがなぜダイエットに良いのか、その理由についてお伝えしていきます。
読み終えて頂ければ、スルメが食べたくなってダイエット中の空腹のストレスをなくすことができるはずです。
目次
スルメはダイエット中の空腹に耐えられない人におすすめ
スルメは、ダイエット中にいつもお腹が減ってしまう人、ついついお菓子を食べてしまう人におすすめの間食です。ダイエット中に食べても良い間食にはいくつか条件があります。
- 高タンパクでカロリーが低いこと
- 噛みごたえがあること
- 何かしらのダイエット効果があること
スルメは高タンパクで噛みごたえがあり、なおかつビタミン豊富でタウリンまで入っています。
つまり、ダイエット中の間食の条件をスルメは全て満たしているのです。
スルメがダイエットに良い理由4選
スルメがダイエットに良い理由は、主に高タンパクな食べ物だからです。
タンパク質は栄養の中で1番太りにくい上に、筋肉の材料になって代謝を上げてくれるのでダイエットには欠かせない栄養なのです。
スルメは、このタンパク質を手軽に摂取できるのでおすすめです。
とにかく高タンパクだから
スルメはタンパク質が豊富な食べ物なので、代謝を下げずにダイエットすることが可能です。
タンパク質が1食(20g)あたり10g前後も含まれていて、タンパク質が多いと言われている卵やヨーグルトなどよりも多いです。タンパク質は筋肉の材料になるので、ダイエット中の筋肉量を維持することができます。
筋肉量が維持できれば、代謝を下げずにダイエットができて痩せやすくなるのです。
また、タンパク質は脂肪になりにくい(食事誘発性熱産生)がことから、食べても太りにくい栄養だといえます。
このことから、スルメは食べても太りにくいばかりか、痩せやすくなる食べ物だということがわかります。
※食事誘発性熱産生とは食べ物を消費するときに発生するエネルギーのことです。タンパク質は栄養の中でもっとも食事誘発性熱産生が高いといわれています。
たくさん噛むことで満腹中枢が刺激されるから
スルメを噛むことで満腹中枢が刺激されて、食欲を抑えることができます。
噛む回数が増えると満腹中枢を刺激する物質(ヒスタミン)が分泌されます。
このヒスタミンが満腹中枢を刺激するので、食欲が抑えられるのです。
しかも、ヒスタミンは硬い食べ物であればあるほど分泌量が増えます。
スルメは噛む回数が増えるだけではなく、噛みごたえがある食べ物なので食欲を抑える効果が強いといえるのです。
ビタミンB群が豊富で代謝が上がるから
スルメはビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は栄養を体のエネルギーに変えて、代謝をあげてくれます。
特にダイエット中は食事量が減ることからビタミンB群が不足して、代謝が下がってしまいます。
スルメはビタミンの中でもビタミンB6が豊富です。
ビタミンB6はタンパク質の代謝のサポートをする働きがあるので、スルメを食べてもタンパク質が脂肪になりにくいのです。
タウリンがコレステロール値を下げるから
タウリンはアミノ酸に似たもので、消化管の中でコレステロールの吸収を抑える働きがあります。
肝臓でつくられる胆汁酸と結びつくことで、コレステロールを消費してくれるので、コレステロール値が下がるのです。(肝臓の働きを高める)
人間には体重の0.1%のタウリンがあると言われていて、様々な臓器や組織に含まれている、生命維持に必要な成分です。
体内でつくることもできますが、必要な量には達しないので食べ物から摂る必要があり、スルメは最適な食べ物だと言えます。
ダイエット中のスルメの食べ方
- 間食で食べる
- 1食につき20gまでにする
- 食事に置き換えない
ダイエット中のスルメは間食で20g食べるようにしましょう。
スルメの栄養はほとんどタンパク質なので、食べ過ぎても太りにくいですがたべすぎると脂肪になってしまいます。
また、食事をスルメに置き換えるのはおすすめできません。
スルメの栄養はほとんどがタンパク質なので、栄養が偏って逆に痩せづらくなるからです。
あくまでも間食に食べて食欲を抑えるものだと覚えておきましょう。
ダイエット中のスルメの選び方
スルメはお徳用のスルメやコンビニで買えるスルメなど様々あります。
実はお徳用よりもコンビニで買うスルメのほうが、金額が安くてお手頃です。
毎日間食でたべるとなると費用がかさむので、コンビニで買うことをおすすめします。
同じ500gで比較した場合 | |
コンビニのスルメ | 3,036円 |
お徳用のスルメ | 3,420円 |
ただ、ものによっては唐辛子や甘みを加えてるものもあるので、カロリーや糖質が多くなってしまいダイエットには不向きです。
スルメは糖質と脂質がそれぞれ5g以下のものを選びましょう。
また、さきいかは甘く柔らかく加工されていて、ダイエット向きではないで選ばないようにしてください。
スルメは口臭に注意する
スルメは食べると口臭(イカ臭い)が強くなるので、職場や外出時に食べるのにはあまり向いていません。
もし歯磨きが可能な職場なら、食べた後はすぐに歯磨きをした方が良いでしょう。
ただ、歯磨きができない場合もあるかと思います。そんなあなたには、水を飲む・口をゆすぐことをおすすめします。
よくカテキンが入っているから、口臭にはお茶が良いと言われますが、お茶にはカフェインが入っています。
カフェインは交感神経を刺激して、唾液の分泌を逆に抑えてしまう効果があります。
口臭になる主な原因は、体内の水分不足による唾液不足や口の中の汚れなので、水を飲む・口をゆすぐことで解決可能です。
スルメ以外にもダイエット中に食べられるおつまみ
ここからは、スルメ以外にもダイエット中に食べられるおつまみをご紹介します。
どれも間食やお酒を飲んでいるときにおすすめなので、参考にしてください。
あたりめ
カロリー(1食あたり) | 50Kcal〜100Kcal |
タンパク質 | 10g前後 |
あたりめはスルメと同様、おつまみにおすすめです。
スルメとあたりめの違いは「スルメイカ」が使われているかどうかなので、あまり差がありません。
辛味や甘みで加工されているものではなく、無加工で素焼きのものを選びましょう。
ナッツ類
ナッツ類は脂質が高めですが、不飽和脂肪酸といった良質な脂質なのでダイエット中でも安心して食べられます。
ただ、食べすぎるとカロリーが多くなってしまうので気をつけましょう。
目安としては、手のひらに軽く一杯のるくらいの量が最適です。
さらにここで紹介する種類は、食物繊維も多く含まれてビタミンも豊富なのでおすすめです。
食物繊維量 | その他有効成分 | |
くるみ | 7.5g | ナッツ類の中で特に不飽和脂肪酸が豊富 |
ピスタチオ | 9.2g | 水分の排出を高めるカリウムが豊富 |
アーモンド | 10.4g | 脂質の代謝に欠かせないビタミンB2が豊富 |
ビーフジャーキー
カロリー(100g) | 315Kcal |
タンパク質 | 54.8g |
ビーフジャーキーはタンパク質を多く含んでいます。
また、ビーフジャーキーも硬いので満腹中枢が刺激されます。
スルメに飽きたらビーフジャーキーを食べると良いでしょう。
ダイエット中はお酒の飲む種類に気をつける
ダイエット中はお酒の飲む種類にも気をつけるようにしましょう。
具体的にはビールなどの「醸造酒」ではなく、ウィスキーなどの「蒸留酒」を選びます。
スルメを食べて1日の摂取カロリーが抑えられても、飲むお酒の種類によっては糖質やカロリーが高いのでダイエットの意味がなくなってしまいます。
蒸留酒であればカロリーが低く、飲んでも太りにくいのでおすすめです。
※ダイエット中に飲むお酒について詳しく知りたい人はダイエット中でも太らないお酒7選!正しいお酒の選び方とおつまみをタップしてください。
まとめ
スルメは高タンパクなだけではなく、満腹中枢が刺激されるダイエット向きの食べ物でした。
間食に食べることで食欲が抑えられるので、自然と1日のカロリーが抑えられるでしょう。
お徳用のスルメは意外と料金が高く、毎日買うと費用がかさみます。
コンビニでスルメを買うと費用が抑えられるので、コンビニで買うようにしましょう。