• ダイエットと筋トレの科学的な関係を解説!

たった7つの法則を守るだけでダイエットが成功するモチベーション術

たった7つの法則を守るだけでダイエットが成功するモチベーション術

ダイエットのモチベーションが下がって挫折しそうになっていませんか?

ダイエットは始めたばかりのときはやる気に満ち溢れていますが、様々なきっかけでモチベーションが低下してしまいます。

モチベーションが低いと食べ物の誘惑に負けてしまったり、運動をやめてしまったりするのでダイエットに失敗しやすくなります。

そこで、今回の記事ではダイエットのモチベーションを上げるための7つの法則をお伝えしていきたいと思います。

7つの法則を見ればダイエット中に折れそうになる心を立て直すことが出来るので、ダイエットに成功しやすくなります。

ダイエットはモチベーションが高いと成功する!

絶対に痩せるダイエット方法があったとしても、モチベーションが下がっているとダイエットを継続できないのでダイエットに失敗してしまいます。

逆を言えば、モチベーションさえ高ければどんなダイエット方法でも続けることが出来るので必ず成功するのです。

モチベーションが高い状態では食べ物の誘惑や、もうこれくらいで良いんじゃないかという考えが取り払われるのでストレスが溜まりません。

ストレスが溜まらなければ食べ過ぎを防ぐことも出来るので、ただ自分の決めたダイエットの目標を達成するだけではなくリバウンドまで防ぐことが出来ます。

つまり、今後ダイエットを繰り返すことがなくなるのです。

次の章では実際にどのような方法でモチベーションを高めれば良いのか、やり方を具体的にお伝えしていきます。

 

ダイエットのモチベーションを上げる7つの法則

ダイエットのモチベーションは、心理学を少し応用するだけで誰でも簡単に上げることができます。

ここでは一般の方でもわかりやすいように、心理学を応用したモチベーションの上げ方を7つお伝えしていきます。

ダイエットのモチベーションを上げる7つの法則

ご紹介する7つのモチベーションの上げ方は普段の生活に取り入れやすく、すぐに実践できる内容です。

全てのやり方を実践した頃にあなたのモチベーションはとても高い状態になっているはずです。

 

小さな目標を日々達成していく

小さな目標とはすぐに達成できそうな目標のことを言います。

例えば、「今日は腹筋を10回だけする」「明日はお菓子を我慢する」のような目標です。

小さな成功体験

この小さな目標を達成していくことでセルフエフィカシーという「私は出来るんだ!」という自信がつくので、モチベーションが高くなっていきます。これはカナダの心理学者であるアルバート・バンデューラが提唱した考えです。
ダイエットを始めるときはほとんどの人が何Kg痩せたいか、どうなりたいかなど目標を決めます。

ですが、その目標が達成されるのは3ヶ月先、半年先と長い期間がかかります。

目標を達成できなければセルフエフィカシーを高めることができないので、自分はダメなんだ…とモチベーションが下がりやすいです。

毎日達成できそうな目標を立てて、達成することでモチベーションを高めていきましょう。

毎日達成できそうな目標の例
エレベーターを使わずに階段を使う お菓子の最後の一口を我慢する
一駅分を歩く コンビニへ行かないで真っ直ぐ家に帰る
テレビを見ているときにストレッチをする 食べ物の写真を見るのをやめる
スマホを見ながらスクワットを10回する 料理をお皿に盛るときに少なめにする

 

SNSでダイエットをしている人と繋がる

InstagramやTwitterのようなSNSでは、ダイエットをしている同士で励まし合い、ダイエットのモチベーションを高めています。

自分の体を画像で載せなくても体重やその日食べたものを投稿し、コメントし合うことで他人に期待されているような気持ちなります。

このモチベーションの上げ方は、アメリカの心理学者ロバートローゼンタールが提唱した「人は期待された通りの成果を出す傾向がある」というピグマリオン効果を応用したものです。

お互いを励まし合うことで「○○さんなら痩せられるよ」「絶対大丈夫」という言葉が自然と飛び交うのでその期待に応えようとダイエットのモチベーションが上がるはずです。

 

1日1食分だけでも食事を制限する

ダイエットのモチベーションが下がってしまうと、食事制限も運動もしたくない気持ちになってしまいます。

既に上記のような気持ちになっているあなたは、1日1食分だけでも良いので食事制限をしましょう。

3食のうち1食だけを制限したとしてもダイエットは成功しませんが、ダイエットのやる気がそのうち出るようになります。

ダイエットに作業興奮を応用すると

これはドイツの精神科医エミールクレペリンが発見した作業興奮という心理的作用をダイエットに応用したやり方です。

効果があるかわからないけど、とりあえずやってみることでいつの間にか自分が頑張れていることに気づき、モチベーションがどんどん上がっていく仕組みです。

 

1日10回だけスクワット

上記でご紹介した作業興奮を利用したモチベーションの上げ方です。

ダイエットは食事でカロリーを抑え、運動で代謝を高めたりカロリーを消費したりすることが大切ですが、運動は苦手な人にとって苦痛な行動です。

しかし、1日10回だけのスクワットなら運動が苦手でも出来るはずです。

1日10回スクワットのやり方

ダイエット効果があるかどうかは関係なく、毎日続けることが今後のダイエットのモチベーションを上げるうえで大切です。

 

自分へのご褒美のために頑張ることをやめる

ダイエットを何かのご褒美のために頑張ってしまうと、モチベーションを下げる原因になってしまいます。

モチベーションは内発的動機と外発的動機という2種類があります。

内発的動機と外発的動機

内発的動機はダイエットでいう「綺麗になりたいから頑張る」「スタイルがよくなりたい」という自発的なモチベーションのことです。

外発的動機は「日曜日はお菓子を食べられるから頑張る」「3Kg痩せたら我慢してたラーメンを食べよう」という外部からの報酬などによってモチベーションを得ることです。

外発的動機はそのときのモチベーションを上げるならとても効果的な動機です。

しかし、外発的動機でダイエットを頑張ってしまうと、外発的動機なしではダイエットを頑張れなくなります。

つまり、ご褒美がないと頑張れないのでダイエットに失敗しやすくなってしまうのです。

これはアンダーマイニング効果と言われています。

ダイエットをするときは常にダイエット当初に決めた目標を忘れず、日々の小さな目標を達成することに意識を向けるようにしましょう。

 

腹八分目のときの合図を作る

腹八分目になったときに普段あまりしない動きで、どこでもできるルーティンを作りましょう。

そしてそれを幾度となく繰り返します。

これはパブロフの犬という条件反射を応用したモチベーションの上げ方で、腹八分目のイメージを動きに紐付けることで食べ過ぎを防ぐアンカリングという方法です。

もう腹八分目なんじゃないかな…と思ったら自分の決めたルーティンを行いましょう。

このルーティンはどこでも出来るのが条件なので、「頭を3回掻く」「背伸びをする」など簡単な動きにしてください。

 

好きな食べ物の写真をトイレに飾る

トイレは食べ物を食べるところとイメージしている方はなかなかいないと思います。

その食べ物を食べるところではないトイレに好きな食べ物の写真を飾ることで、食欲を無くしてしまうリンキングという方法をダイエットに応用します。

特に効果的なのが便器の裏です。

そうすることでその食べ物に嫌なイメージがつくので、食べたくなくなるのです。

 

ダイエットに成功した人のビフォーアフター画像!トレーナーが成功した理由を解説!

ここからはダイエットのモチベーションを上げるために、ダイエットに成功した人のビフォーアフター画像を見ていきましょう。

ビフォーアフターの画像を見ることで自分にも出来るかもしれない!というセルフエフィカシー が高まります。

パーソナルトレーナーとしてダイエット指導をしている私が、なぜご紹介する人がダイエットに成功したのかも専門的な立場から解説していきます。

 

過度なダイエットをせずにマイペースで成功したAさん

 

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Aさんは体重が最大で54.7Kgあったようですが、47Kg台までのダイエットに3ヶ月弱で成功しています。

Aさんのダイエットが成功した1番の理由は「我慢をあまりしなかった」ことにあると私は考えます。

食欲は欲求の1つで我慢することが出来ないものです。

食欲はマズローの欲求5段階説と呼ばれるピラミッドの一番下にあり、食欲が満たされないとイライラしたり不快感を覚えたりします。

しかし、Aさんは日々の食事制限を頑張りながらも、食べるときは好きなものを食べてストレスを溜め込まずにダイエットをしています。

また、投稿の中でダイエットの仲間が出来て励みになっているとも言っています。

これはピグマリオン効果が生かされています。

 

運動を頑張ってダイエットに成功したBさん

 

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Bさんは最大で62Kgありましたが、現在56Kgまでのダイエットに成功しています。

自宅で出来る範囲の運動を頑張ったのでダイエットに成功したのではないかと考えられます。

自宅で出来る運動は誰にも見られず好きなときに行える反面、モチベーションが上がらないデメリットもあります。

しかし、BさんはInstagramに投稿してモチベーションを上げているので継続が出来たのではないかと思います。

 

ダイエットのモチベーションをInstagramで保って成功したCさん

 

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Cさんは最大体重が載っていませんが画像を見ていただくとわかるようにダイエットに成功しています。(この画像では4Kg痩せたと仰っています)

CさんのダイエットはInstagramに投稿をすることで人と繋がり、モチベーションが高いままダイエットが出来ていることから成功したと考えられます。

セルフエフィカシーがとても高く、少し痩せないくらいでは動じないようにも見えます。

適度に食べたいものも食べて我慢もしていないので、とても理想的なダイエットなのではないかと思います。

 

ダイエットのモチベーションが上がる言葉

ダイエットのモチベーションをすぐに上げるものとして、有名人が残した言葉を見るのも効果的です。

スタイルの良いハリウッド女優などの残した言葉でモチベーションを上げてダイエットに励みましょう。

 

マリリンモンロー

 

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肉体は隠すためじゃなく、見られるためにあるのよ。

 

ミランダカー

 

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私は自分自身にお腹が空いていないと催眠をかけるの。そうすると魔法のように食欲が消える。もしくは鏡を見るの。鏡の中の私の身体を見れば、それを絶対に失いたくないと思うから。

 

アンジェリーナジョリー

 

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私をお腹いっぱいにするものは、私を破壊する。

 

ケイトモス

 

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どんな美味しい食べ物でも、痩せているという快感にはかなわない。

 

オードリーヘップバーン

 

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もし太りたくないなら、食べ物のない子供のことを考えなさい。そうすれば、太るほど食べられません。

 

ダイエットのモチベーションを上げるアプリ

ダイエットのアプリは体重の記録、食べ物のカロリー計算、筋トレ方法を教えてくれるものなど種類が豊富にあります。

アプリの中には管理栄養士からの指導が受けられたり、ダイエット仲間と励ましあえたりするものもあるのでダイエットのモチベーションを高めることが可能です。

ここでは特におすすめの3つのアプリをご紹介していきます。

 

あすけん

あすけんは主に体重と食事の記録を残すことができるアプリです。

管理栄養士からのアドバイスをアプリで受けることができるので、栄養管理がしやすいです。

食事も食材や料理名を入れるだけでカロリーの計算をしてくれます。

あすけんがモチベーションを上げてくれるのは管理栄養士からのアドバイスが受けられるからです。

ただ記録するだけでは自分が行なっているダイエットが合っているのか、間違っているのかがわかりません。

しかし、専門家からアドバイスを受ければ今後どうやってダイエットを進めれば良いのか知ることができます。

アドバイスをもらった方がモチベーションを上げられるあなたは、あすけんをダウンロードしましょう。

 

みんチャレ

みんチャレはアプリを利用している人同士、匿名でチームを組んでダイエットをしていくアプリです。

チャットで現状報告をしながら、励ましながらダイエットができるので支え合ってダイエットができます。

セルフエフィカシーを高めやすいアプリなので、SNSでダイエットしている人と繋がるのはハードルが高いな…というあなたはみんチャレをダウンロードしましょう。

 

ぜい肉で育つダイペット

ダイペットはアプリの中でペットを育てていく育成アプリです。

体重を毎日アプリ内に記録して、体重が減った分だけペットが成長していきます。

食べ物や運動の記録を残すのは少しめんどう…と思っているあなたにおすすめのアプリです。

 

まとめ

ダイエットのモチベーションは1度下がってしまうとなかなか上がりません。

それは、モチベーションの効果的な上げ方を知らないからなのです。

心理学を応用したモチベーションの上げ方さえわかっていれば、ダイエットのモチベーションは簡単に上げることができます。

どんなダイエット方法を行なってもモチベーションが下がっていては継続できず、成功するのは難しいのでチベーションを高めることから始めましょう!

なお、今回のご紹介したダイエットは方法は以下の心理学を参考にしています。

参考にした心理学
  • 作業興奮:作業を始めてみると段々やる気が出てくるというもの
  • マズローの欲求5段階説:人間の欲求は5つの階層に別れており、下層の欲求が満たされると次の欲求が現れるというもの
  • ハーズバーグの2要因理論:人間が仕事に満足感を感じる要因と不満足を感じる要因は全く別物であるというもの
  • ピグマリオン効果:人は期待された通りの結果を出す傾向があるというもの
  • セルフエフィカシー :アルバートバンデューラが提唱した社会的認知理論の中で使用されている、誰もが自己効力感を通して物事を決断しているというもの
  • アンダーマイニング効果:内発的に動機づけられたことに対して、報酬を与えるなどの外発的な動機づけを行うことによってモチベーションが下がるというもの
  • パブロフの犬:犬にベルを鳴らしてからエサを与えることを繰り返したところ、ベルを鳴らしただけで唾液を出すようになった条件反射を利用したもの
  • アンカリング:五感からの情報をきっかけに特定の感情、反応が引き起こされる紐付けをすること
  • リンキング:何かと何かを関連させる方法