• ダイエットと筋トレの科学的な関係を解説!

水ダイエットの痩せるおすすめな飲み方とは?

水ダイエットの痩せるおすすめな飲み方とは?

身近な水にダイエット効果があるのはご存知でしたか?

あなたも特に意識せずに飲んでいた水が、代謝をよくしたり食欲を抑えたりと様々な効果があるんです。

水ダイエットのやり方はとても簡単で、1日に体重×0.4ℓの水を飲むだけです。

ダイエットに効果のある水ですが、飲みすぎると健康を害してしまうので用量は守って飲むようにしましょう。

しかし、水を毎日飲んでいるのに痩せないよ?と思っている人も多いと思います。

そんなあなたの為に水ダイエットの本当に痩せる飲み方と、水ダイエットの効果についてご紹介したいと思います。

水ダイエットとは?

水ダイエットは誰でも簡単に行えるダイエットです。

具体的にはどのようなダイエット方法なのでしょうか?

水 画像

 

 

水を1日に必要量飲むだけの簡単なダイエット

なんと水ダイエットは、1日に水を必要量飲むだけの簡単なダイエットなんです。

私たちの体は約60%が水分で構成されています。

1日で2.5ℓほどの水分が失われますが、食事で摂取できる水分や体内で作られる水分を合わせても1,3ℓしか摂取出来ません。

健康のためには残りの1,2ℓは他で摂取する必要があるんです。

ダイエットのためになると、もう少し必要になるので意識して水分を摂取する必要があります。

厚生労働省でも水分摂取の重要性について発信されています。

出典:厚生労働省

ダイエットではなくても、水分の摂取は重要なのでダイエット後もしっかり水分をとりましょう。

 

水ダイエットの痩せる飲み方

水ダイエットで本当に痩せることができる飲み方をご紹介します。

ただ水を飲んでいるだけでは痩せるのは難しいかもしれません。

飲み方を意識してダイエットしていくようにするのがおすすめです。

コップの写真

 

1日に体重×0.4の水を飲む

1日に体重(Kg)×0.4の水を飲みましょう。

例えば、体重60Kgの人だと2.4ℓになります。

水がダイエットに良いからと言って、飲みすぎてしまうと体の中のバランスが崩れ、健康を害してしまう恐れがあります。

飲みすぎないように、用量は守って水を飲みましょう!

 

水は常温か白湯にして飲む

冷たい水は体の体温を下げてしまい、代謝が悪くなってしまいます。

そのため常温で飲むか、白湯にして飲むのをおすすめします。

しかし、少し冷たい水であれば、体が冷えた体温を温めようとする過程でカロリーを消費すると言われています。

もし冷たい水が飲みたいのなら、少しひんやりするくらいの温度に留めておきましょう。

 

1度に飲まずに小まめに飲む

1度にたくさんの水を飲むと、急激に体を冷やしてしまいます。

体を冷やしてしまうと代謝が悪くなり、水太りの原因にもなります。

1日に数回に分けて飲むようにしましょう。

 

水ダイエットの効果

水ダイエットは体重が落ちるのはもちろんのこと、それ以外にも効果があります。

簡単に普段の生活に取り入れられる水がこんなに効果があるなら飲まない手はありません!

女性の写真

 

代謝が良くなる

体内の水分量が増えると血液の循環がよくなり、代謝がよくなります。

代謝が悪いと摂取した栄養がうまくエネルギーとして使われなかったり、肌がカサついたりします。

 

便秘が解消される

便秘には食物繊維が有効だと言われることが多いですが、水分もとても大切です。

腸の中の水分が少なくなると、便が体外に排出されづらくなり、便秘を引き起こしてしまいます。

ダイエット中は便秘が起きやすいので、水分は積極的にとるようにしましょう。

 

体温が上がる

常温か白湯であれば、代謝が良くなることによって体温が上がるようになります。

実は、体温が1度上がると代謝が12%も上昇すると言われているんです。

冷たい水だと逆に体温を下げてしまうので、気をつけましょう。

体温の低下や、代謝の低下は運動不足による筋肉量低下も関係しています。

筋トレや有酸素運動のような、運動をする習慣をつけるのもダイエットには必要です。

ダイエットが自宅で出来る最強トレーニング8選 トレーナー監修

2017年11月5日

 

デトックス作用がある

水を飲む量を今までよりも増やすことで、利尿作用が高まります。

利尿作用が高まると老廃物が排出されるようになるので、デトックスになります。

 

食欲が抑えられる

食事の前にコップ1杯の水を飲むようにすると、満腹中枢が刺激されて食欲を抑えることが出来ます。

ダイエットでは食欲を抑えるのがツライですよね。

ついつい食べすぎてしまうこともあると思います。

食事の前のたった1杯の水で食欲を抑えることが出来るので、試してみてください。

 

飲む水の種類は?

ただ水を飲むと言っても、軟水や硬水、水道水もあります。

果たしてダイエットにはどの水が良いのでしょうか?

炭酸水の写真

 

最初は軟水がおすすめ

日本で飲まれている水のほとんどが軟水です。

水ダイエットを始めた最初の頃は飲み慣れている軟水をおすすめします。

 

硬水はお腹を下しやすい

硬水は軟水よりもミネラルが豊富です。

しかし、マグネシウムというミネラルが多いのもあって、慣れていない人が飲むとお腹を下す恐れもあります。

マグネシウムは下剤にも使用されている成分です。

ミネラルが豊富なので、ぜひ摂取したいものですが不安な方は軟水を飲むようにしましょう。

 

水道水はなるべく避ける

水道水には塩素が含まれているので、健康面からあまりおすすめできません。

さらに塩素がビタミンやタンパク質を破壊してしまう恐れもあるので、なるべく購入した水を摂取するようにしましょう。

 

お茶や炭酸水ではダメなのか

水分をとれば良いならお茶や炭酸水などではダメなんでしょうか?

お茶 画像

 

お茶は利尿作用があり水分不足になりやすい

お茶には利尿作用があるので、体の水分が過剰に失われやすいです。

これはカフェインが関係していますが、コーヒーも同じです。

人によっては2ℓの水を飲むことが必要になりますが、これをお茶やコーヒーで代用するのはやめておきましょう。

水ダイエット目的ではなく、普段通り飲む分には何も問題ありません。

 

炭酸水は好みで

炭酸水に含まれている二酸化炭素が血管拡張を促進して、代謝が良くなるとも言われています。

そのため、水ダイエット中にも効果的と言えますが、味が苦手だという人も多いです。

今はレモン味などの商品も発売されていますが、味が苦手なのに飲む必要はありません。

自分の好みで炭酸水を飲むかは判断しましょう!

 

水ダイエットは本当に痩せる?ダイエットで必要なことの真実

食事 画像

水ダイエットは本当に痩せるのでしょうか?

ここまで水ダイエットのやり方や効果についてお話してきましたが、正直にお伝えすると水ダイエットで痩せることはできません。

え?急に?と思った方もいると思います。

順を追ってお話しましょう。

 

カロリーオーバーが太る原因

水ダイエットは代謝が良くなったり、デトックス効果があったりしますが、そもそも脂肪が増える原因は食べ過ぎによるカロリーオーバーです。

筋トレをして代謝を増やすことも簡単ではないのに、水を飲むだけでダイエットができるまでの効果があるとは考えられないんです。

しかし、水ダイエットが全く効果がないわけではありません。

通常の食事制限に加えて水ダイエットをして、初めて水ダイエットは効果を発揮します。

食事制限をすると食べ物から摂取していた水分が不足するので、水分不足になっている人が多いです。

水分不足になると代謝が悪くなるのに加えて、便秘を引き起こすこともあるので水をたくさん飲むことは重要です。

ダイエットをして体重を減らしたいのなら、必ず食事制限が必要になります。

 

食事制限にツラいイメージを持っている人に向けて

食事制限と聞くと鶏のササミや野菜ばかりしか食べられない、糖質制限をしなくてはならないとツラいイメージを持っている人がとても多いと思います。

ですが、食事制限は本来そこまでツラいものではありません。

正しいやり方を知らないだけなんです。

下記の記事では正しい食事制限のやり方をご紹介しているので、必ず痩せたい!という人は是非見てください。

カロリー制限のアイキャッチ

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2017年12月16日

 

代謝をあげて痩せやすくするなら筋トレも行う

水ダイエットでは水自体が脂肪を燃焼させる効果があるのではなく、水を飲むことによって新陳代謝が良くなるので痩せやすくなります。

しかし、劇的に代謝が良くなるわけではないので効果を感じるまでには、とても長い期間がかかってしまいます。

代謝をあげて痩せやすい体を作るには筋トレが欠かせません。

筋肉が1Kg増えるだけで1日に50Kcal前後も消費カロリーが多くなると言われているんです。

出典:DIAMONDO BLOG

50Kcalだけ?と思うかもしれませんが、1年で換算すると18,250Kcal分になります。

これは脂肪約2.5Kgが減る計算です。

食事制限をしていなくても年間2.5Kgのダイエットになるなんて夢のようですね。

実際には50Kcalの消費カロリーまで届かなくても、筋トレをすることは代謝をあげる上でとても大切です。

女性の筋トレ写真

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2018年4月15日

 

脂肪を直接燃やすなら有酸素運動をする

脂肪を燃やすなら有酸素運動を行いましょう。

ウォーキングを1時間行うだけでも、300Kcal近く消費することができます。

急にジョギングを行うと膝や足首を痛める可能性もあります。

まずはウォーキングから初めて、慣れてきたらジョギングへ移行して消費カロリーを増やしましょう。

 

まとめ

水ダイエットは体重×0.4の水を1日かけて飲むという簡単なダイエットです。

簡単なだけあって即効性はなく、根気よく続けていくことが大事です。

即効性を求めている人は食事にも気をつけて、ダイエットをするようにしましょう。