ダイエットに何度も失敗してしまうのは単にやる気がないから、自分に甘いからというわけではなく目標設定が曖昧だからです。
実は、目標を曖昧にしたまま進めるダイエットは、日々の体重の上下に惑わされてしまってダイエットのモチベーションが低下します。
しかし、目標をしっかりと明確にしておけば自分が今何をすべきか知ることが出来るので、モチベーションが高くなりダイエットに成功します。
今回の記事では目標の設定方法を1つ1つSTEPごとに解説していきます。
私も実際にこのやり方で-13Kgのダイエットに成功しましたので、一緒にこの記事を読み進め、ダイエットが成功する目標を立てましょう!目次
目標が曖昧だとダイエット自体が目的になって失敗しやすい
曖昧な目標とは「体重を5Kg減らしたい」「お腹のお肉を落としたい」など、目標を達成する理由や目的がハッキリしないものです。
上記のようにダイエットの目標が曖昧だと体重がなかなか減らなかったり、思ったような結果が出なかったりするときにモチベーションが低下して失敗しやすくなります。
つまり、ダイエットをすること自体が目的になってしまい、本来の目標を見失ってしまうのです。
目標が明確になっていれば体重に惑わされることもないので、モチベーションも下がらずにダイエットを成功させることができます。
SMARTの法則は目標が具体的になってダイエットに成功する
SMARTの法則とはコンサルタントのジョージ・T・ドラン氏が論文で発表した目標を明確化する方法で、下記のそれぞれの言葉の頭文字をとった法則です。

SMARTの法則はビジネスの世界で使われることが多いですが、ダイエットにも応用することができます。
では、なぜSMARTの法則で目標を立てるとダイエットが成功するのか解説していきます。
目標が明確になりモチベーションが上がるから
SMARTの法則はいつまでにどのような姿になっていたいか細かく目標を設定するので、自分の考えが具体的になります。
漠然と10Kg痩せたいと思うよりも、3ヶ月後までに10Kg痩せたいという目標の方が計画をしっかりと立てることができてモチベーションが上がります。
モチベーションが上がると今まで失敗していたダイエットも継続することができるので、成功へと大きく近づきます。
ダイエットを行動に移しやすくなるから
SMARTの法則で目標を具体的にすると、その目標に向かってどんな努力をすれば良いのか知ることができるのでダイエットを行動に移しやすくなります。
3ヶ月後に10Kg痩せるという目標を立てたのなら、1ヶ月に3Kg痩せる必要があるということを知ることができます。
実際に私はこの目標設定の方法で2018年5月23日〜9月23日までに13Kgのダイエットに成功して、鍛えた体を披露するコンテストに無事出場することが出来ました。


目標が具体的であれば、今ここで行動しないと目標が達成できない!という考えでダイエットを行動に移すことができるのです。
次の章からは実際にSMARTの法則を使った目標設定のやり方をご紹介していきます。
ダイエットが成功する目標設定5つのSTEP
ここからはSMARTの法則を使った目標設定のやり方を5つのSTEPでご紹介いたします。
SMARTの法則は、目標設定シートに記入しながら進めると頭の中が整理されます。
目標設定で使うシートはこちらからダウンロードできるので、記入しながら進めていきましょう。

STEP1 目標を明確にする
STEP1ではダイエットに成功したらどうなっていたいか明確に目標を決めましょう。
私が立てた目標は「人前に出ても恥ずかしくない筋肉のラインが綺麗に見える体を作る」というものでした。
この目標は私が尊敬している人の姿を想像しながら作った目標で、ダイエット成功後の姿を想像しやすい具体的な目標でした。

もし、STEP1で「マッチョな体になりたい」「筋肉を見せたい」といった曖昧な目標だったら4ヶ月で-13Kgのダイエットに成功していないでしょう。
STEP1では次のポイントを意識して目標を明確にすることが重要です。
- ダイエット後になっていたい姿を想像をして目標シートに記入する(目標とする人物がいればその人物を目標に)
- なぜその姿になりたいのかの理由を付け加える(お気に入りの服を着たいから、海で水着を見たいからなど)
下記に女性のダイエットの目標を作ってみたので参考にしながら目標設定シートに記入してみてください。
例)痩せていた頃に履けたジーンズを履けるように北川景子さんのようなスラッとした美脚を目指す
STEP2 その目標は数字で表せるか確認する
STEP1で目標が明確になりましたが、その目標が数字で表せるか確認する必要があります。
数字で表せないとその目標が達成できる段階にあるのか、成功に近づいているのかがわからないのでゴールが見えません。
私は体重を10Kg減らすという目標を立てることで、どのくらい体重を減らせば目標に近づくのかゴールを作ることができました。

STEP1でご紹介した女性の目標であれば「太ももを10センチ細くする」という数字を設定することで、後何センチ太ももを細くすれば目標が達成できるのかを知ることができます。
具体的な数字であればあるほど目標が明確になるので、数字はできるだけ細かく設定しましょう。
STEP3 現実的な目標になっているか考える
ここまでに決めた目標が本当に達成できる目標なのか再確認をしましょう。
例えば、今までダイエットに成功したことがない人がいきなりウエスト-20センチという目標を立てるのはハードルが高く、途中でダイエットに挫折してしまう可能性があります。
私は4ヶ月という短い期間でダイエットをする必要があったので、10Kgというダイエット目標を立てました。

ここで-20Kgなど極端な目標を立ててしまうと、ゴールが遠すぎてモチベーションを保つことが出来なかったと思います。
まずはウエスト-5センチ!のように今の自分が自信を持ってこれなら達成できる!という現実的な目標を立てることが大切です。
STEP4 本当に目的を達成するための目標になっているのか再確認する
STEP4では立てた目標があなたの目的に適している目標になっているのか再確認をしましょう。
太ももが通らなくなったジーンズを履けるようになりたい!という目標が頭の中にあるのに、体重を10Kg減らしたい!という目標を立ててしまうのは太ももを細くするという明確な目標になっていません。
この場合は、太ももを10センチ細くしたい!というのが適切な目標です。
私の場合、コンテストに出ても恥ずかしくない体を作るという目的があったので、筋肉を綺麗に見せる必要がありました。
筋肉を綺麗に見せるために、体重を落とす必要があったので目的と目標が一致します。
目標がズレてしまうと何のために頑張っているのかわからず、本当に立てた目標が達成できるのかわかりづらくなってしまいます。
STEP1で決めた目標が本当にあなたの思っている目標なのか再確認をしましょう。
STEP5 目標を達成する期限を細かく決める
最後に、立てた目標を達成する期限を出来るだけ細かく決めましょう。
1週間後までに-1Kg、3ヶ月後までに-8Kgといった期限ではいつまでに目標を達成するのかまだ不明瞭です。
1週間後の○月○日までに-1Kg、3ヶ月後の○月○日のように日にちまで指定することでその日までにどのくらい食事を制限すれば良いか、運動を何分していけば良いのか計画を立てることができます。

私は9月23日にコンテストがあったので9月23日までに10Kg減らす、という具体的な期限が決まっていました。
4ヶ月という期限があったので1ヶ月に2.5Kgずつ減らせば良いんだ!という計画を立てることでダイエットを成功させることが出来たのです。
まとめ
SMARTの法則で目標を立てるときは次の5つのSTEPで進めていきます。
- 目標を明確にする
- その目標は数字で表せるか確認する
- 現実的な目標になっているか考える
- 本当に目的を達成するための目標になっているのか再確認する
- 目標を達成する機嫌を細かく決める
5つのSTEPで目標が明確になればダイエットのモチベーションが高まり、体重の上下などに惑わされなくなるのでダイエットが成功します。
目標設定シートに目標を書き込み、あなたのダイエットの目標を明確にしましょう。
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